OTCの抗真菌薬はよく効くが水虫と魚の目を見分けて

現在薬局などで市販されている水虫の薬はスイッチOTCと呼ばれているものが多くなっています。とても効果が優秀なので、これらを使うと早い改善が期待できます。OTCとはオーバーザカウンターの略で、カウンター越しに渡す、つまり市販薬のことです。法律上の正式名称は一般用医薬品と言います。以前から俗に市販薬とか大衆薬と言われてきたのですが、現在ではOTC医薬品としています。水虫などを治す抗真菌薬に関しては、1980年代に効果が高い薬がいろいろ開発されました。第三世代と呼ばれているものですが、いずれも医師の処方箋を要し、病院だけでもらえる薬でした。それが2000年代になり、その中から副作用が少ないものが薬局などでも買えるように改正されました。OTCにスイッチされましたのでスイッチOTCと言います。抗真菌の成分としては、ブテナフィン、ネチコナゾール、アモロルフィン、テルビナフィンなどです。第三世代の抗真菌薬は1日1回塗るだけでよいなど優秀ですので、たちまち水虫治療市販薬の主力となりました。最初は抗真菌だけだったのですが、2008年にかゆみ止めの成分が加えられるようになり、ますます使いやすくなりました。以前は数か月は塗り続けなくてはいけないと言われてきた水虫の薬ですが、第三世代のものは1、2か月続ければ根治できるとされていますので、そのあいだ忘れずにつければ大丈夫です。大事なことは、最初に本当に水虫かを確認することです。例えば魚の目は水虫とよく似ています。魚の目も足の指のあいだにできますし、外見上は水虫と魚の目は間違えやすいので注意が必要です。水虫は真菌というカビが原因ですから抗真菌薬で治療しますが、魚の目は違いますから、最初にどちらなのかを調べていなくてはなりません。水虫と思っても単に湿疹かもしれませんし、魚の目はタコ、イボとも間違えやすいです。きちんと区別して治療することが不可欠です。